【TX高架沿い花壇】地域みんなで創り上げた「秋の庭」レポート！〜土づくりから植えつけまで〜

2025年10月5日と10月13日の2日間にわたり、TX高架沿いの花壇を美しく彩るコミュニティイベント「みんなでつくろう！秋の花壇」が開催されました。

UDCK（柏の葉アーバンデザインセンター）の協力のもと、地域の大人や子どもたちが力を合わせ、街に笑顔を咲かせる花壇づくりに取り組みました。その全貌をレポートします！

Part 1：10月5日「たい肥を混ぜてフカフカ土づくり」

花壇づくりの成功は、何といっても「土」が命です。10月5日は、春に美しい花を咲かせるための大切な土台づくりを行いました。

1. 学びと準備：花壇への科学的アプローチ

作業前には、UDCK内で土壌改良の重要性についてのレクチャーを受けました。

用意されたのは、ピートモス、腐葉土、パーライトなど、プロも使う本格的な資材の数々。

さらに、土壌テスターを使って現在の土の状態（pH値など）を計測し、改良すべき点を把握しました。

2. 全員で協力！フカフカの土が完成

いざ花壇へ！シャベルやスコップを手に、集まった皆で土を耕し始めます。

固まった土をほぐした後、運び込まれた大量の改良材を混ぜ込む作業は重労働でしたが、親子で協力し合い、ときには子どもたちがパーライトを撒きながら、楽しんで作業を進めました。

この熱意のおかげで、花壇の土は見違えるほど通気性と保水性に優れた「フカフカ」の状態へと生まれ変わり、次の「植えつけ」への準備が整いました。

Part 2：10月13日「球根をえらんで植えてみよう！　花の植えつけ」

土台が整った花壇に、いよいよ彩りを加える「植えつけ」の日です。

1. 植え付けの準備と選定

UDCK前には、秋らしい色鮮やかなマム（菊）、コニファー、ガーデンセージなど、多種多様な苗が並び、まるでフラワーマーケットのような賑わいでした。

この日も作業前に、花壇デザインのポイントや植え付けのコツを学びました。また、参加者特典の球根栽培セットをプレゼントしました。

2. みんなの個性が花壇を彩る！

植えつけ作業では、事前に畝に配置された苗を、皆でバランスを見ながら丁寧に植え付けていきました。

家族の記念撮影のように、親子で一緒に土に触れ、小さな苗を優しく植え穴に収める姿はとても微笑ましかったです。

子どもたちが自分の植えた花に誇らしげな表情を浮かべているのが印象的でした。

🌸 イベントを終えて

2日間の活動を通じて、TX高架沿いの花壇は、地域住民の愛と工夫が詰まった、美しい「秋の庭」として完成しました。

土づくりという地道な作業から、植えつけという華やかなフィナーレまで、一連のプロセスを地域で共有することで、街への愛着と、コミュニティの繋がりが深まった素晴らしいイベントとなりました。

ご参加、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました！

この花壇が、これからも柏の葉キャンパスの街を彩り、道行く人々に安らぎと笑顔を届けてくれることを願っています。