2023年7月1日(土)東葛テクノプラザ研修室で開催された、柏市主催「ふるさと座談会(カズミーティング)」に参加しました。
座談会では、太田和美 柏市長と柏の葉ふるさと協議会の方々と一緒に、地域の課題や要望について話し合いました。参加者からは、さまざまな意見が出されましたが、特に印象に残った話題は以下の5つです。
・ポイ捨て禁止区域から禁煙等強化区域への変更
現在、柏の葉キャンパス駅周辺は「ポイ捨て禁止区域」に指定されています。しかし、駅前花壇にはタバコの吸い殻や空き缶などが散乱しています。これらは見苦しいだけでなく、環境や衛生にも悪影響を及ぼします。現在の「ポイ捨て禁止区域」を「禁煙等強化区域」に変更して、タバコやゴミのポイ捨てを厳しく取り締まって欲しいという要望です。柏の葉キャンパスは清潔で美しい街になってほしいです。
・通学路の整備
「歩道の雑草」や「ガードレールの設置」など、通学路の安全性や快適性を高めるための整備が必要だという声があがりました。子どもたちが安心して通学できる環境を作ってほしいです。
・近隣センターの設置
柏の葉ふるさと協議会の地域では「近隣センター」がなく、市民相談や生活支援などのサービスを受けるには遠くまで行かなければなりません。駅の近くに作ってほしいという要望がありました。「近隣センター」は、住民同士が交流したり、趣味や学習などを楽しんだりできる場所です。柏の葉キャンパス駅周辺は、高層マンションや商業施設が多く、住民同士のつながりが希薄です。できるだけ早く設置して、コミュニティを形成する機会を増やしてほしです。
・多世代・多文化(留学生)が交流できる場を作ってほしい
柏の葉は、大学や研究機関が集まる学園都市であり、多くの留学生や外国人研究者が住んでいます。しかし、彼らと地域住民との交流はまだ少ないようです。多世代・多文化がふれあうコミュニティを作って、異文化の理解や国際交流を促進してほしいという提案がありました。 柏の葉は、多様な人々が共生する魅力的な街になれると思います。
・調整池の整備
北部中央3号調整池は、千葉大学のラグビー校の近くにあり、洪水対策だけでなく、野鳥の観察スポットにもなっています。現在の調整池の周りは雑草が多く荒れて見えるため、景観はあまり良くない状態です。調整池とその周辺を整備することで、地域の人々や子どもたちが楽しめる場所にしてほしいという意見がありました。
会場で市長は、参加者からの意見を真摯に受け止め、一つひとつの問題に対して具体的な答えや方策を示してくださいました。また、柏市の「まち・ひと・しごと創生」※の目標に従って、柏の葉地域全体の成長に注力していることがわかりました。
「カズミーティング」は今後も継続して開催してほしいと思います。
広報担当
Comments